高校生が探究型学習 高校と企業が連携して「将来を考える」医薬品工場見学

高校生に医薬品の製造現場を知ってもらい探求学習の場にしてもらおうと上市町の医薬品メーカーが工場見学を実施しました。

これは、おととしから高校で学習指導要領に盛り込まれている「総合的な探究の時間」の授業の一環として行われたもので今回、虫刺されの治療薬などを製造する池田模範堂と医薬品のパッケージ印刷を手がけるタイヨーパッケージが探求学習の場を提供しようと企画したものです。

このうち池田模範堂では高校生たちが工場の製造ラインでどのように医薬品がつくられて出荷されるのかを見学しました。

この探求学習には、富山北部高校のくすり・バイオ科の1年生が参加し、担当者の説明にメモに取って真剣に耳を傾けていました。

北部高校男子1年生:「僕は将来、薬業関係の仕事につきたいと考えているため、今日の企業見学はとても将来の参考になると思いました。」

池田模範堂総務グループ広報・社会貢献チーム係長大泉郁代さん:「将来自分はこういう風に働くのかなというイメージを描けたのかなと思います。」

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