金沢地方検察庁の検事正 宮地裕美氏が抱負語る

金沢地方検察庁では初となる女性検事正の宮地裕美氏が4日、
着任会見を行い、事件に見合った処分をしっかり行っていきたいと抱負を述べました。

今月1日付けで金沢地方検察庁の検事正に着任したのは宮地裕美氏です。
宮地氏は東京都出身で早稲田大学法学部を卒業後、
仙台や名古屋の地方検察庁で公判部長などを歴任。
金沢地方検察庁としては初の女性検事正となりました。

会見で宮地氏は「事件の被疑者、被害者、それに関わる人たちの人生も大きく変えてしまう。事実の解明を しっかり行うことが大切だ」、
「適正な処分を実現することによってこそ、初めて県民の皆さまから信頼して頂けるものと思っている。そのために1つ1つの事件と丁寧に向き合って全力を注いでいきたい」と抱負を語りました。
また、宮地氏は「検察官や事務官などがいる検察庁を将来働く場所の選択肢の1つに加えてほしい。若者たちへの周知を積極的に行っていきたい」と語りました。

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