ウェザーニューズが「ゲリラ雷雨アラーム」、全国1500カ所の「ソラカメ」とAIも用いて予測体制強化

by 植田 むつき

株式会社ウェザーニューズは7月2日、7月からゲリラ雷雨予測の専任体制を構築し、ゲリラ雷雨予測強化シーズンを開始したと発表した。同社が3月より開始した、ユーザーに「ソラカメ」をプレゼントする施策による全国1500カ所のライブカメラネットワークと、AIおよびプロの目による判定で、ゲリラ雷雨発生のおよそ30分前までに「ゲリラ雷雨アラーム」を通知するとしている。

ゲリラ雷雨アラームは、会員専用の「お天気アラーム」の機能として提供される。「お天気アラーム」の「現在地連動のアラーム」より登録できる。

今年の7〜9月のゲリラ雷雨は、全国でおよそ8.7万回発生する予想であり、特に8月中旬が発生のピークとなる見通しあという。ゲリラ雷雨発生の原因となる急発達する積乱雲を捉えるために、ユーザーから届く空や雲の写真、動画のリポートをもとに、AIで雲の危険度を自動判定し、プロによる解析を行い、「ゲリラ雷雨アラーム」の通知を行う。

「ソラカメ」設置イメージ
約1500台の「ソラカメ」によるネットワーク
「ゲリラ雷雨アラーム」の表示イメージ

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