パンダ愛がつなぐ心―東京から雅安へ、パンダ写真家・高氏貴博の旅

日本のパンダ写真家、高氏貴博さんは2011年、中国から東京・上野動物園にやって来たばかりのパンダを見た瞬間とりこに。それから毎日、動物園に通ってパンダを撮影し続けています。

中国中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)は「AちゃんのChinaNow特別企画」として、日本のパンダ写真家、高氏貴博さんとシャンシャンの物語を紹介した。

高氏さんは2011年、中国から東京・上野動物園にやって来たばかりのパンダを見た瞬間とりこに。それから毎日、動物園に通ってパンダを撮影し続けています。

中国に返還された同園生まれのパンダ・シャンシャンは6月12日、中国での一般公開後初めての誕生日を迎えました。高氏さんは旅行会社と協力して、シャンシャンの誕生日を現地で祝うツアーを企画。日本の多くのパンダファンがこのツアーでシャンシャンが暮らす四川省のジャイアントパンダ保護研究センター・雅安碧峰峡基地を訪れ、みんなでシャンシャンの誕生日を祝いました。シャンシャンの楽しそうな姿や、わざわざ海を越えて互いの国のパンダに会いに訪れる人々の笑顔を見ていると、日中両国の人々がパンダに寄せる深い愛情と高い関心が伝わってきます。

雅安碧峰峡基地で飼育員として働くランランさんも、日々深い愛情を注ぎながら、パンダを育て、成長を見守る一人。シャンシャンの担当となって以来、シャンシャンとの信頼関係を深めています。シャンシャンの誕生日に向けて、楽しそうにサプライズを準備するランランさんの姿も追いました。

誕生日当日、パンダファンとパンダ飼育員と立場は違えど、同じようにパンダに愛情を傾ける両者の交流からは、パンダ愛に国境がないことを実感させてくれました。「シャンシャンを気に掛けてくれてありがとう」「シャンシャンをいい子に育ててくれてありがとう」。

パンダを、シャンシャンを愛する人々の物語をぜひご覧ください。(提供/CRI)

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