超高圧送電線工事の検収にAI搭載ドローンが活躍 中国新疆ウイグル自治区

超高圧送電線工事の検収にAI搭載ドローンが活躍 中国新疆ウイグル自治区

 【新華社ウルムチ7月5日】中国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州タルバガタイ地区の塔城(チョチェク)市と烏蘇(ウス)市の間で建設が進む塔城-烏蘇750キロボルト(kV)送電線工事の初期部分の検収現場でこのほど、フロントエンド視覚認識人工知能(AI)プロセッサーを搭載したドローンがプロジェクトの仮検収作業を終えた。同自治区送電網の超高圧送電線で、ドローンとAIを組み合わせた自主検収を行ったのは今回が初めて。

 塔城-烏蘇750キロボルト送変電プロジェクトの送電線は全長600キロ余りで、完成後はアルタイ、タルバガタイ両地区とカラマイ市のクリーンエネルギー送電需要を満たすことができる。(記者/宿伝義)

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