2024年も初夏から徐々に開催されている、大阪の花火大会。音楽と共に花火を楽しむ芸術的な花火や神事としての花火など、大阪市内の花火大会はもちろん、市外でも個性豊かな花火大会が催されます。
●地域密着の花火大会で地元の人たちと盛り上がりたい
●夏の思い出を大阪の花火大会で作りたい
●有料観覧席で芸術花火を楽しみたい
という方は、ぜひ気になる花火大会の情報を見つけてくださいね！
【2024年】大阪で開催されるおすすめの花火大会5選
1.【大阪市北区】天神祭 奉納花火
京都の「祇園祭」と東京の「神田祭」に並び、「日本三大祭り」の1つとして知られる「大阪天満宮」（大阪府大阪市北区天神橋）の「天神祭」。毎年6月下旬吉日～7月25日までの約1カ月間開催されます。
メインとなるのは7月24日の「宵宮祭」「鉾流神事」「獅子舞氏地巡行」が行われる「宵宮」と、最終日7月25日の「本宮」です。「本宮」では、「大阪天満宮本殿」で実施される「本宮祭」と「神霊移御」のあと、氏子たちがお迎えの行列を作る「陸渡御」、「大川（旧淀川）」を約12,000人が乗船した船、約100隻が往復約7kmの航路を渡御する「船渡御（ふなとぎょ）」が行われます。
「船渡御」の途中で神様を乗せた船「御鳳輦奉安船（ごほうれんほうあんせん）」上で荘厳な神事「船上祭」が行われ、最後に「奉納花火」を実施します。
「奉納花火」は菅原道真公へと奉納するための花火で、「桜之宮公園」と「川崎公園」から打ち上がります。約100隻の船団が浮かぶ「大川」にもかがり火が浮かび上がり、約3,000発の花火が大阪の夏の夜空を彩ります。今年も7月25日（木）の19:30ごろより花火が打ち上がる予定です。
【開催概要】
■開催日／2024年7月25日（木）
■開催時間／奉納花火の打上開始19:30～
■会場／大阪天満宮・周辺
■打上発数／約3,000発
2.【大阪市淀川区】第36回 なにわ淀川花火大会
2024年8月3日（土）、「淀川河川敷」（大阪府大阪市淀川区新北野）にて「第36回 なにわ淀川花火大会」が開催されます。周辺企業・団体・商店など地域住民の寄付金によって、地元のボランティアスタッフが運営する、地域密着の“手作りの花火大会”です。
今年のテーマは「～RISE～ SORA高く舞い上がる花火に想いをのせて世界へ」。5つのシーンに分けて構成されたプログラムで、60分間色とりどりの打ち上げ花火がなにわの夜空を彩ります。
開幕を飾るシーン1「陽 〜Rising Up〜」を担当する煙火師は、「内閣総理大臣賞」の受賞歴がある愛知県の「磯谷煙火店」。ロッシーニの「ウィリアム・テル序曲」などの音楽にのせて、豪華な芸術花火で魅せてくれます。
関西では珍しい、創造花火のジャンルで傑作といわれる「光の宝石」もお披露目してくれます♪
美しい鳥が飛び交っているような演出が楽しめる「アルプス煙火工業」のシーン2「翔 〜Flying Up〜」や、コンピューター点火による緻密な演出が楽しめる「信州煙火工業」のシーン4「昇 〜Climbing Up〜」など、煙火師それぞれの個性を感じる花火が次々と打ち上がります。
【開催概要】
■開催日／2024年8月3日（土）
※雨天決行、荒天中止
■開催時間／19:30～20:30
■会場／新御堂筋・新淀川大橋より下流国道2号線・淀川大橋までの淀川河川敷
■打上発数／不明
※梅田会場側 河川敷の観覧禁止
3.【茨木市】第69回 茨木辯天花火大会
2024年8月8日（木）、「辯天宗 冥應寺」（大阪府茨木市西穂積町）にて、「第69回 茨木辯天花火大会」が開催されます。大阪北摂の夏の風物詩として、地元民から親しまれている花火大会です。
会場となる「辯天宗 冥應寺」の宗紋である「桔梗（ききょう）」を模った花火や、金銀のシャワーが降り注ぐスターマインなど、約3,000発の花火が打ち上がります。ライトアップが煌びやかな「冥應寺」の本殿と、真っ暗な夜空を華やかに彩る打上花火の共演の美しさを楽しめます。
「茨木辯天花火大会」は、入場無料で自由に花火観賞ができる花火大会です。キッチンカーや屋台などの出店はありませんが、ソフトドリンクのみ会場内での販売を予定しているそう。真夏の開催であること、当日はたくさんの人出が予想されることから、熱中症対策のため、あらかじめ飲み物を持参しておくことをおすすめします。
駐車場はなく、さらに当日は交通規制がありますので、車での来場は避けましょう。「JR茨木駅」駅前自転車駐輪所前より「辯天宗マイクロバス」が運行しているほか、JR「茨木駅」からも徒歩約20分の道のりとなっています。
【開催概要】
■開催日／2024年8月8日（木）
※少雨決行、荒天中止、順延なし
※風速10m以上の強風で打ち上げに支障が生じる場合、危険防止のため中止
■開催時間／19:30～
■会場／辯天宗 冥應寺
■打上発数／約3,000発
4.【枚方市・高槻市】第3回 水都くらわんか花火大会
2024年9月15日（日）、「第3回 水都くらわんか花火大会」が開催に。会場は「淀川河川公園枚方地区（枚方会場）」と「淀川河川公園大塚地区（高槻会場）」の2カ所となっています。
「水都くらわんか花火大会」の特徴は、打ち上げ発数が前年の出生数になることです。今年からは枚方市と高槻市に加え、交野市で産まれた子どもの数もプラスされてパワーアップ！ 3市の出生数の合計と同じ、5,087発の花火が打ち上がります。
「枚方会場」と「高槻会場」ともに有料観覧席のチケットが販売中です。友人同士や家族連れなどグループにぴったりの「テーブル席」ではゆったりと食事を楽しみながら、「シート席」ではレジャーシートを敷いてピクニック気分で花火を堪能できます。また、1名から気軽に利用できる「イス席」もラインアップ。
会場には音楽ステージ「水都音楽祭」やキッチンカー、飲食ブース、ドリンク販売もあり、花火の打ち上げが始まる前の時間もたっぷりお祭り気分を楽しめます。さらに「枚方会場」には「こども縁日」も登場し、子どもたちも飽きることなく楽しい一日が過ごせるのも家族連れには嬉しいですね。
【開催概要】
■開催日／2024年9月15日（日）
※雨天決行、荒天中止
■開催時間／12:00～20:00
※花火打上開始：19:30
■会場／淀川河川公園枚方地区（枚方会場）
■会場／淀川河川公園大塚地区（高槻会場）
■打上発数／5,087発
※【画像・参考】「水都くらわんか花火大会実行委員会」
5.【泉南市】泉州夢花火
2024年8月24日（土）、「泉州夢花火」が、「SENNAN LONG PARK（センナンロングパーク）」（大阪府泉南市りんくう南浜）で開催に。関西の玄関口「関西国際空港」の対岸に位置する「センナンロングパーク」の、美しく開放的な海辺を背景に、海上の夜空を彩る無数の花火を楽しめます。
花火は有料観覧席からの見やすさと安全性に配慮した打ち上げレイアウトに。海の「尺玉台船」から打ち上がり、大玉の海上花火が夜空から水面までを繋ぐように輝き眼前を花火で埋め尽くします。音と光、特殊効果が作り出す幻想的な風景を楽しむことが出来ます。
有料観覧席には、真正面から花火が楽しめるVIP専用ラウンジ入場券などが付いた「ソファーVIP席」や、ガーデンテーブルで食事やドリンクを楽しみながら花火を観賞できる「PREMIUM席」、ドリンクチケット付きのリーズナブルな「パイプ椅子席」などがラインアップ。
エリアごとに先着順の自由席となっていますので、優先入場できる「ファストパスチケット」も一緒に購入するのもおすすめです。会場には、フードトラックや大道芸人によるパフォーマンス、縁日などもあります♪
【開催概要】
■開催日／2024年8月24日（土）
■開催時間／15:00～20:00（予定）
※花火打上開始：19:15
■会場／SENNAN LONG PARK
■打上発数／不明
※【画像・参考】「TryHard Japan」
有料観覧席は売切れに注意！早めの購入がおすすめ
音楽と花火の共演を楽しむような芸術的な花火は、有料観覧席がトレンドに。混雑を避けられるだけでなく、椅子やソファーなどに座りゆったりと花火観賞ができます。人気の席はすでに売り切れている場合も有りますので、早めの購入がおすすめです。
また、無料で観賞できる花火大会もあります。人混みに注意しながら、マナーを守って花火を楽しみましょう♪
