中国の出入境者数、1~6月は2億8700万人

中国の出入境者数、1~6月は2億8700万人

海南省の美蘭出入境検査所で入境の手続きをする旅行者。(5月9日撮影、海口=新華社記者/楊冠宇)

 【新華社北京7月5日】中国国家移民管理局は5日、全国の上半期(1~6月)の出入境者数が前年同期比70.9%増の延べ2億8700万人だったと発表した。

 うち本土の住民は1億3700万人、香港・マカオ・台湾地区の住民は1億2100万人、外国人は2922万人だった。

 各口岸(出入境検査場)経由で入境した外国人は2.5倍の延べ1463万5千人だった。うちビザ免除措置を利用した外国人は2.9倍の延べ854万2千人で52.0%を占めた。同局は、下半期(1~6月)に中国を訪れる外国人が引き続き増加すると予測している。

 交通機関の出入境は航空機、船舶、列車、自動車を合わせて56.9%増の1541万9千機(隻・本・台)。うち航空機が40万5千機、船舶が21万1千隻、列車が5万本、エンジン付き車両が1475万3千台だった。

 一般旅券(パスポート)の発給は23.2%増の1234万件、香港・マカオ・台湾地区との出入境証明書発給は7.8%増の4615万2千件、香港・マカオ・台湾地区住民の本土への通行証受理は横ばいの延べ143万1千人となった。口岸ビザの発給は3.7倍の68万6千件、滞在・居住証明書手続きを取った在中外国人は2.4%増の延べ38万8千人だった。

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