梅沢富美男 俳句が酷すぎて体調不良心配される「何一つ伝わらない」ふてくされる様に浜田雅功もブチギレ

 梅沢富美男

 4日放送のTBS「プレバト!」で、俳優の梅沢富美男の俳句が、酷評された。

 永世名人を超える、唯一の特別永世名人に君臨する梅沢。「締めのお手本」として番組の最後に発表されるが、俳人の夏井いつきさんから駄作と判定されれば、シュレッダーにかけられる。

 最近のシュレッダー率が81%と不調で「穴でもあれば入りたいくらい」と殊勝に話したが、MCの浜田雅功からは「どうぞ、どうぞ」と突き放される始末だった。

 この日のお題は、「遅刻して走っているシーン」で一句。梅沢は「蒸し暑し 今を出掛けの尋ね人」と詠んだ。

 「時間にちょっと遅れるんじゃないか、とういうことがあって、だぁ~っと走りながら行ったら、『あの~すいません、ちょっと尋ねたいんですけど』と言われても、心が先に行って、イライラしているということを書いてみました」

 梅沢の解説を聞いても、永世名人の千原ジュニアからは「尋ね人がそうなりますかね」と?マーク。「ちょっとごちゃついてる感じがするんですけど」「なんかしっくりこない」と厳しく論評された。

 句集発売まで10回連続で掲載決定と好調のジュニアに酷評されて「調子こいてる?俳優の頂点に立っている男ですよ」と不満顔の梅沢だったが、夏井先生の評価はさらにゲキ辛。「シュレッダーどころか、みじん切りにしてほしい」と酷い言われようだった。

 「何を言いたいか、よく分からなかった。尋ね人、おかしくない?『この人探してます』っていう(張り紙の)ああいうのかと」と理解不能の一句に憤慨モードだった。

 改めて、梅沢に伝えたい内容を確認した夏井先生は「でも、そんなことは何一つ伝わらないという事実だけが判明しました」と冷たく突き放した。

 夏井先生は「外出の 矢先の客や 蒸暑し」と原型をとどめないほどに添削。「ひとまず、日本語らしいものには直しましたが、おっちゃん、体調悪いの?本当に心配した」と、あまりの駄句に体調不安を指摘された。

 梅沢は終始伏し目がち。「最下位にすれば。私を。みじん切りでいいです」とふてくされたが、浜田からは「何を言ってるの?」と吐き捨てられた。

 散らばったシュレッダーのゴミに「スタッフのみなさん、お掃除させてすいませんね」とへりくだったつもりの梅沢に浜田は「あ、お掃除します、じゃないんですね」と追撃。梅沢が「お掃除します」と言い直すと、「そりゃそうやろ!」と声を荒らげ、怒鳴りつけていた。

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