「絶対に甲子園に」夏の高校野球熊本大会で第4シードの熊本工業を分析 プロ注目・最速146キロの廣永【熊本発】

7月6日に開幕する夏の高校野球熊本大会について、TKUが注目する熊本工業を取材した。第4シードの熊本工業はプロ注目・最速146キロのエースが抑え、充実した打線も魅力だ。

最速146キロ プロ注目の右腕が抑え

熊本工業は第4シードで選手個々の能力が高く、中でも最速146キロのエース・廣永大道はプロ注目の右腕で、「ストレートが自分の武器だと思ってるんで、そのストレートでしっかりバッターを抑えていきたいなと思います」と話す。

直球の回転はプロ並みで1分間に2400回転を記録、バッターを圧倒するピッチングが持ち味だ。また、2種類のスライダーに加え、挟んで投げるチェンジアップは高い確率で空振りを奪う決め球だ。

さらに、試合を作る能力が高い技巧派の2年生山本凌雅も台頭。この夏は後輩の山本が先発し、試合後半にエース・廣永がクローザー役を務めるプランを描いている。

どこからでも得点奪える打線強み

熊本工業・廣永大道投手は「自分たちはまだ1回も甲子園を経験したことがないので、小さいころからの、甲子園行くっていうのは夢なんで、絶対に甲子園に行きたいなと思います」と話した。

打線もキャプテン・濱口翔太を中心にレベルの高いバッターがそろっていて、どこからでも得点を奪えるのが強み。伝統校が3年ぶりに夏の甲子園なるか、注目だ。

夏の高校野球は7月6日に開幕、順調に日程が進めば22日に決勝が行われる予定だ。

(テレビ熊本)

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