B1仙台が前信州のスタントン・キッドを獲得…昨季途中に負傷離脱もクラブ期待「破壊的なコンビに」

7月5日、B1リーグの仙台89ERSは、前信州ブレイブウォリアーズのスタントン・キッドと、2024-25シーズンの選手契約に合意したと発表した。

アメリカ出身で現在32歳のキッドは、202センチ101キロのスモールフォワード。2019-20シーズンにNBAユタ・ジャズで4試合に出場した経歴を持ち、2022-23シーズンに秋田ノーザンハピネッツの一員としてBリーグデビュー。信州に移籍した昨シーズンは「左肩関節唇損傷」で戦線離脱し、11月末に契約解除となったが、わずか10試合の出場ながら1試合平均20.4得点6.1リバウンド3.4アシストの好成績をマークしていた。

今回の契約発表に際して、クラブは「怪我の状況については確認を重ね、本人も昨シーズンの悔しさをバネに、ハードなトレーニングにすでに励んでおり、カムバックにかける想いの強さを感じております。また、(ネイサン・)ブース選手との親交もあり、互いの強みが互いを更に引き伸ばし合う、相手にとって破壊的なコンビになると予想しており、ガード、ウィング全ての選手とのコンビネーションが今から楽しみです」と期待の新戦力を紹介。

来日3年目もB1でプレーすることが決まったキッドは、クラブ公式サイトを通じて「今シーズン、仙台89ERSに加入して、B1で再び闘えることをとてもうれしく思います。仙台で素晴らしい組織とたくさんの素晴らしい選手達と一緒に闘う準備はできています。最高のプレイヤー、そして最高のチームメイトになるためにベストを尽くすことを約束します。できるだけ多くの試合に勝利し、最高のシーズンを目指してスタッフや選手とともに励みます。すぐにお会いしましょう。今シーズン楽しみにしています!頑張りましょう」と、コメントした。

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