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開幕から試合に出続けていたが、なかなか目に見える結果を出せずにいた。
横浜FCの小川慶治朗に待望の一発が飛び出したのは、6月15日に行なわれたJ2第20節の藤枝戦(3-1)だ。20分、左サイドを突破した中野嘉大のグラウンダーのクロスを右足ダイレクトでニアに流し込んだ。
チームメイトが背番号13を祝福する。その時に井上潮音は「ここから取れますね」と声をかけたら、「ここから本当に20点ぐらい取る」と返ってきたという。
小川はその4分後に有言実行。カプリーニのクロスを中野がヘッドで折り返したボールを押し込んで、早くも2点目を奪取してみせた。
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小川は続く熊本戦(5-0)でも2得点すれば、直近のいわき戦(4-0)でも1得点。3戦連発で5ゴールと量産態勢に入った感のある小川について、井上も「あの時に言っていて、今5点なので凄い」と舌を巻く。
シーズン後半戦のスタートとなった藤枝戦からゴールを決めまくっている小川が、J2優勝&J1昇格を目ざす横浜FCの最重要キーマンになるかもしれない。
次節は7月6日に本拠地ニッパツ三ツ沢球技場で秋田と対戦。31歳アタッカーは再び、ゴールネットを揺らし、歓喜をもたらすか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部