「冨安と同じ道へ」EUROでブレイクしたボローニャの伊代表DFがアーセナル移籍に近づく!「物語が繰り返される」

EURO2024でベスト16敗退に終わったイタリア代表で株を上げた数少ない選手のひとりが、ボローニャの若手DFリッカルド・カラフィオーリだ。

ユベントスからの関心が報じられていた22歳のCBだが、EUROでの活躍で争奪戦は激化。プレミアリーグの強豪たちが興味を強めている。そして直近で有力視されているのが、アーセナルへの移籍だ。

移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者は7月4日、選手本人がゴーサインを出し、アーセナルがボローニャと直接コンタクトをとったと報道。一部では、移籍が近いとも伝えられている。

これを受け、イタリアのメディア『Europa Calcio』は、同じくボローニャからアーセナルへと移籍した冨安健洋に言及しつつ、日本代表DFが退団したとき以上の痛手だと報じた。

【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショットを一挙チェック!
Europa Calcioは「カラフィオーリがトミヤスの道に:ボローニャからアーセナルへ片道切符」と題した記事で、「ボローニャのCBだったタケヒロ・トミヤスがアーセナルに移籍して3年。同じポジションの選手が、イタリア勢には絶対に手を出せない金額でイングランドへの片道切符を手にしようとしている」と伝えた。

「だが、未来に向けて再出発するための数少ない基準点のひとつであるイタリア代表CBという点で、今回はもっとつらい。カラフィオーリがアーセナル移籍に向けてロンドン行きの飛行機に乗る寸前という。トミヤスの取引から3年、ボローニャとアーセナルの物語が繰り返される」

イタリアでの経験を糧に、冨安がアーセナルで貴重な戦力として活躍してきたのは周知のとおりだ。昨季のセリエAでブレイクし、EUROでさらに評価を高めた逸材も、北ロンドンの地でさらに飛躍することができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社