バスケ日本男子 八村塁は5、7日の韓国戦欠場 五輪前最終国内試合も日本協会「パリで100%のパフォーマンスを出せるように。JBAとして判断」

 日本代表・八村塁

 「バスケットボール男子・国際強化試合、日本-韓国」(5日、有明アリーナ)

 世界ランク26位の日本は、五輪に出場しない同50位の韓国と対戦する。

 パリ五輪前の最後の国内での試合となるが、日本バスケットボール協会は合流した八村塁(レイカーズ)について、5、7日の韓国戦は欠場することを発表した。「八村塁選手は6月26日の帰国後、28日からチームに合流してまだ日も浅く、パリで100%のパフォーマンスを出せるように調整を行っています。JBAとして、八村選手のコンディション調整を優先し東京大会での出場は見送る判断をしました。引き続き、日本代表への応援を宜しくお願いします」と、説明した。

 八村自身はこの日、自身のXで日の丸とハートマークの絵文字を綴った。

 代表最終候補16人に名を連ねた八村は、21年東京五輪以来、トム・ホーバス監督の体制では初の合流。6月30日の練習公開日には取材対応も行い「3年ぶりに帰ってこれてうれしい。やったことのないメンバーとやれるのは楽しみ。五輪の舞台に戻れるのは光栄。思いきってやりたい。東京五輪はいい結果じゃなかった。僕たちがどれだけ成長したかを見せられたら」と、語っていた。

 48年ぶりに自力で五輪切符をつかんだ日本は、8強入りを目標に掲げる。パリ五輪の予選ランド初戦でW杯王者のドイツ、2戦目には開催国で、ルーキーシーズンのNBAで強烈なインパクトを残したビクター・ウェンバンヤマを擁するフランス、「五輪最終予選ラトビア会場の勝者」と対戦していく。

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