バスケ男子 八村、渡辺“NBA組”欠場 八村は東京五輪以来の凱旋試合ならず 五輪メンバー選考最終局面 韓国戦メンバー12人

 練習する八村塁(撮影・吉澤敬太)

 日本バスケットボール協会が5日、同日に日本と韓国が対戦する国際強化試合のメンバー12人を発表した。

 昨夏のワールドカップに出場した河村勇輝(横浜BC)、比江島慎(宇都宮)らが入る一方で、6月28日から合流したNBA組はメンバー外となった。渡辺雄太は左ふくらはぎ肉離れを負った影響で欠場。八村塁(レーカーズ)も出場を見送り、東京五輪以来の凱旋(がいせん)試合とはならなかった。

 現在は代表候補として16人が名を連ねており、韓国と対戦する国際強化試合(5、7日、東京・有明アリーナ)を経て、最終メンバー12人が決まる。この2試合は選手にとって最後のサバイバル。トム・ホーバス監督は「ラストチャンス。この2ゲームが勝負とみんな分かっている。14人を使いたい」と狙いを語っていた。

 ▽韓国戦メンバーは以下の通り。

 【PG】富樫勇樹、河村勇輝、テーブス海

 【SG】比江島慎、富永啓生

 【SF】ジェイコブス晶、馬場雄大、吉井裕鷹

 【PF】井上宗一郎

 【C/PF】ジョシュ・ホーキンソン

 【C】渡辺飛勇、川真田紘也

 ▽最終候補メンバー16人は以下の通り。

 【PG】富樫勇樹、河村勇輝、テーブス海、佐々木隆成

 【SG】比江島慎、富永啓生

 【SF】ジェイコブス晶、渡辺雄太、金近廉、馬場雄大、吉井裕鷹

 【PF】八村塁、井上宗一郎

 【C/PF】ジョシュ・ホーキンソン

 【C】渡辺飛勇、川真田紘也

 ※比江島、富樫、渡辺雄、馬場雄大、八村、渡辺飛は2大会連続の五輪出場を狙う。

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