海外で無双→NPBで躍動…元ドラ1左腕は「リーグ最高レベル」、他国も注目の3人

ロッテ・中森俊介、楽天・早川隆久、DeNA・徳山壮磨(左から)【写真:荒川祐史、小池義弘】

豪州から注目の3選手…「侍ジャパンに選出されてもおかしくない」

昨オフに豪州・ウインターリーグに参戦したNPBの選手らに海外から注目が集まっている。ABL公式サイトのエリック・バルナー記者は「ABL2024に参加した日本人選手と韓国人選手の母国での活躍」と題して、ピックアップした選手の活躍について報じている。

昨季はNPBに所属する4球団の計14選手がABLに参加した。同記者は楽天の早川隆久投手に「(能力が)間違いない」と太鼓判を押している。理由は「2023-2024年シーズンの目玉の助っ人だった。ハヤカワはABLで圧倒した。(パース)ヒートで27回を投げて、防御率1.00をマークし、登板した試合で全て勝利をした。最終登板は、あともう少しで完全試合だった」としている。

さらには「侍ジャパンに選出されてもおかしくないハヤカワは(今季)楽天で85回を投げて防御率2.22の成績を残している。安定感を身につけたことで、リーグ最高レベルの1人になった」と評価している。

DeNAで活躍する徳山壮磨投手にも着目し「キャンベラ(キャバルリー)で防御率2.70をマークし、トップレベルのNPBでソウマはブレークをした」と言及。徳山は今季27試合に登板して0勝1敗8ホールド、防御率2.63の成績を残している。

また、ロッテの中森俊介投手の名前も挙げ「ナカモリは(シドニー)ブルーソックスではスター選手だった。彼はABLで34回を投げ、防御率2.38をマークした。(NPBでは)2軍で開幕を迎えたが、昇格を掴んだ」と報道。中森は今季2試合の登板で1勝0敗、防御率2.38を記録。海外からの注目度がぐんぐん上がっている。(Full-Count編集部)

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