カープ羽月隆太郎選手が二盗、三盗 「投手のデータをチェック、常に最高の準備をしている」山内泰幸

カープです。きのう4日まで地元・マツダスタジアムでタイガースとの3連戦を戦ったカープ。山内さん、昨日4日は積極的に仕掛けましたね。

同点で迎えた8回。
先頭・小園が1,2塁間をしぶとく破るヒットで出塁すると。
ここで新井監督が代走の切り札・羽月を起用し、勝負を賭けます。
その羽月は、二盗。さらに三盗と仕掛け、足でチャンスを広げます。
山内さん、羽月はリスクを恐れず、果敢にスタートを切っていきましたね。

【TSS野球解説者・山内泰幸さん】
「毎試合勝敗を左右するような場面で出てくる中で、アウトになるかもしれない恐怖心と戦っていると思う。特に三盗はよりリスクが高まる中だと思うが、それでも羽月選手は投手のデータをチェックしていると話すなど、常に最高の準備していることで自信をつけ、それがスタートを切る勇気に繋がっていると思う」

羽月の準備力が実り、チャンスを広げると。
相手のバッテリーエラーの間に一気に生還!
ついに逆転に成功すると、なおも満塁のチャンスで8番・堂林!試合を決定づける2点タイムリーツーベース。
終盤一挙4得点の猛攻で連敗を3でストップしました。

4日の試合はどんどん仕掛けていく姿勢が随所で見られました。
山内さん、他にも勝敗のポイントのシーンがあるんですよね?

【TSS野球解説者・山内泰幸さん】
「2回の菊池のファインプレー。先制していい流れに乗っていこうという中で、直後に同点、逆転される。このままズルズル相手に点差を離されそうな嫌な流れを断ち切る本当に大きなプレー。新井監督が試合後、菊池選手本人に聞くと、『打球は見えていなかった』と話していたことを明かす。本当にギリギリのところでチームを救った」

きょう5日からカープは名古屋に移動し、ドラゴンズとの3連戦です。
4日の勢いそのままに勝利を期待したいですね。

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