フジテレビ社長、大谷選手に謝罪 新居放送「迷惑かけた」

 フジテレビの番組で5月、米大リーグ、大谷翔平選手の米ロサンゼルスの新居について放送したところ、観光客や地元住民らが多数訪れたとして、同局の港浩一社長は5日の定例記者会見で「大谷選手とご家族、関係者の皆さまにご迷惑をおかけし、大変申し訳なく思っている」と謝罪した。

 港社長は「一部メディアで、ドジャースの取材パスを凍結されたと報じられたが、当社が取材できなくなったという事実はない。適切な取材を心がけながら現在も取材をしている」と述べた。

 同局は放送した「めざまし8」などの番組ホームページで「大谷選手の自宅をはじめプライベートな空間を訪れることはお控えください」などと呼びかけている。

© 一般社団法人共同通信社