Roselia LIVE TOUR「Rosenchor」東京公演 -Final- DAY2をレポート!ツアーファイナルに相応しい圧巻のパフォーマンス

2024年6月29日、30日に東京ガーデンシアターにて開催された「BanG Dream!(バンドリ!)」発のバンドであるRoseliaのライブイベントRoselia LIVE TOUR「Rosenchor」東京公演 -Final-。本稿では、30日に行われたDAY2のレポートをお届けする。

■出演者(敬称略)

Roselia
相羽あいな(湊友希那役)
工藤晴香(氷川紗夜役)
中島由貴(今井リサ役)
櫻川めぐ(宇田川あこ役)
志崎樺音(白金燐子役)

オープニングアクトに登場したのは夢ノ結唱 ROSE。今回はRoseliaのライブを盛り上げるべく、カバー曲の「魂のルフラン」、オリジナル曲の「マルカリアンチェイン」を披露した。

開演とともに5人がステージ上に登場し、披露したのは「ROZEN HORIZON」。最後の「Lalalala」の部分は友希那(相羽さん)だけでなく、会場のファンも一緒になって歌っていた。最高のスタートダッシュを切ると、続いて「ONENESS」を披露する。序盤から攻めたセトリに観客も歓声で応えていく。

MCパートでは5人が自己紹介をしたあと、会場とのコール&レスポンスをしながらツアーで回った地域になぞらえたセリフを披露する。紗夜(工藤さん)の「おおきに」、リサ(中島さん)の「なまらめんこい」、燐子(志崎さん)の「でら感謝してる」、あこ(櫻川さん)の「すいとうよ」と地域の方言で会場のファンを沸かせてくれた。

MCパートを挟んだあとは「PASSIONATE ANTHEM」「覚悟のLiberation」を続けて披露する。どちらもアップテンポな楽曲。5人の勢いのある演奏に負けじと観客のボルテージも一気に上がっていった。

曲の演奏が終わると燐子(志崎さん)のキーボード演奏がスタート。その演奏に続く形で「“UNIONS” Road」を披露する。ここまでのアップテンポな楽曲とは違い、腕を掲げたり、観客も歌ったりと、5人と会場が一緒に作り上げるそんな楽曲となっている。

幕間では恒例の「キャラ設定をくずしちゃいけない!!(以下、キャラくず)」企画の映像が流れる。全国ツアーとかけて47都道府県の陣取り合戦を行った5人。この日は最終日に相応しい対決をトーナメント形式で実施し、ビリの櫻川さんが志崎さん、工藤さん、相羽さんを次々に倒していくという結果に。最終決戦を残したところで映像が終了した。

再びステージが照らされると、中央には紗夜(工藤さん)が登場。ギターのソロパフォーマンスで会場を沸かせると、ほかの4人も登場し、「THE HISTORIC...」を披露する。幕間を挟んだことで5人は黒を基調としたかっこいい衣装にチェンジしての演奏となった。

続いてあこ(櫻川さん)のドラム演奏、リサ(中島さん)のベース演奏、2人によるセッションという順番でパフォーマンスが行われていく。「あ!こ!」「リ!サ!」と音に合わせて観客がコールするシーンもあり、会場は盛り上がっていた。

ドラムとベースのセッションとくれば演奏される楽曲は一つ。そう、「R」だ。Aメロからサビまでコールが多く楽しい楽曲となっており、ライブが進むにつれ観客の声や熱量がどんどん上がっていくのを感じた。

MCパートでは幕間で流れた「キャラくず」に関する話題で盛り上がった。観客とのコミュニケーションを楽しんだあとはツアーに関する話題になり、この日は愛知公演で見たペンライトによる星空を会場で再現することに。会場が青色と黄色で星空を再現したところで、「軌跡」を披露する。

しっとりする楽曲と友希那(相羽さん)の歌声で会場を魅了したあとは、「Sprechchor」を披露する。こちらの楽曲もコールが多く、文字通り会場が一つになって声を出していた。

続くMCパートでは5人が感想を話していく。ファンに感謝したり、再びツアーをしたい気持ちを語ったりしたあと、友希那(相羽さん)からお決まりの「すべてを賭ける覚悟はある?」と聞かれると観客も大歓声で応える。

ライブもいよいよ大詰め。ここで披露したのは「Dear Gleam」。先ほどのセリフも影響したのか、会場の歓声が一段と大きくなり、ボルテージが上がっていくのを感じた。続けて「一逢のFull Glory」とライブ初となる「Floral Haven」を披露する。会場が一体となって歌い上げると、5人はステージを後にした。

会場からのアンコールの歓声を受けると再び「キャラくず」の映像が流れ、中島さんと櫻川さんの最終対決の模様が映し出された。勝者は中島さん。「キャラくず」の順位も一位ということで、どちらも一位に輝いたのだった。映像の最後はお決まりの掛け声「Roselia、ふぁいてぃーん」で締められ、5人がステージに登場する。

このMCでは福岡公演で行った号令を会場でやることに。5人と観客で楽しんだあとは、それぞれがライブの感想を述べた。その場面では櫻川さんが少し涙を浮かべるシーンもあり、相羽さんはツアーファイナルの日にぎっくり腰をしてしまい、悔しさを語るシーンもあった。

MCからあけるとアンコールで披露したのは「FIRE BIRD」と「VIOLET LINE」。「FIRE BIRD」は会場全体が赤とオレンジに染まり、見ているだけで熱く燃え上がるようなそんな楽曲になっていた。続く「VIOLET LINE」はイントロ、ラスサビ前と会場が一体になって歌う楽曲となっており、ライブを締めるのにこれほどふさわしい楽曲はないだろう。

演奏を終えたあとは5人が観客に挨拶をしたあと、お決まりの「Roselia、ファイティーン」を会場全体で行い、本公演は終了となった。

ライブツアーは終わってしまったが、次のライブも決まり、まだまだ走り続けるRoseliaの5人。再び、ライブツアーを、そして武道館に立つ日を願って、これからも応援し続けたい。

■Roselia LIVE TOUR「Rosenchor」東京公演 -Final- DAY2 セットリスト

オープニングアクト:夢ノ結唱 ROSE
M1.魂のルフラン
M2.マルカリアンチェイン

Roselia
M1.ROZEN HORIZON
M2.ONENESS
M3.PASSIONATE ANTHEM
M4.覚悟のLiberation
M5.“UNIONS” Road
M6.THE HISTORIC...
M7.R
M8.軌跡
M9.Sprechchor
M10.Dear Gleam
M11.一逢のFull Glory
M12.Floral Haven

EN1.FIRE BIRD
EN2.VIOLET LINE

(C)BanG Dream! Project Photo ハタサトシ


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