【パリ五輪・壮行会】日本の金メダル目標は「20個」 柔道“阿部兄妹”は東京五輪に続く“兄妹同日”金メダル獲得なるか

いよいよパリオリンピックの開催まで3週間となりました。
5日、日本の代表選手たちが壮行会に参加しています。

壮行会が行われている東京・渋谷区の東京体育館では、中学生から、選手たちに対する応援メッセージが送られています。

現時点で今大会には、選手が393人、そしてスタッフ・役員304人、あわせて697人が派遣される予定となっています。

ここからさらに本番までに増え、740人前後が大会に派遣される予定だということで、海外開催のオリンピックとしては過去最多の人数になるということです。

そして、会場には選手団の人たちはもちろん、応募や招待によって集まった6000人の観客が見に来ていました。

注目選手の二人である、柔道の“阿部兄妹”、兄の阿部一二三選手(26)と妹の阿部詩選手(23)は、東京オリンピックでは、兄妹同日金メダル獲得を成し遂げました。

パリオリンピックでも同じ日に試合が行われるということで、今大会も兄妹同日金メダルの期待がかかっています。

また、今回の日本選手団のメダルの目標が発表されました。
今大会は金メダル20個ということで、この数は2004年のアテネ大会の金メダル16個を上回る目標だということです。

また、この壮行会の前、午後1時から結団式が行われました。

この結団式には秋篠宮ご夫妻も出席され、厳かな空気の中で行われました。
選手らも背筋を伸ばし、凛とした姿勢で椅子に座っていて、緊張感が伝わってくる印象でした。

そして、旗手を今大会務めるフェンシングの女子サーブル代表・江村美咲選手、ブレイキンの“Shigekix”こと半井重幸選手が登壇しました。

江村選手は、「国を代表する立場であることの自覚と責任を持ち大会に挑みます。『一歩、踏み出す勇気を。』に基づき、選手一同新たな挑戦に向かって全力を尽くしてまいります」と力強くコメントしました。

このあと選手たちは、記者会見や囲みの取材に応じるということです。

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