パリオリンピックまで3週間 「TEAM JAPAN」選手317人集結し結団式と壮行会 「全力尽くす」とShigekixこと半井重幸選手

開幕まで3週間となり、パリオリンピックのムードが高まっている。
5日は「TEAM JAPAN」の結団式と壮行会が行われ、パリオリンピックに向けて選手たちは1歩踏み出した。

「TEAM JAPAN」317人が集結

パリオリンピックまであと3週間。
5日午後3時過ぎ、大舞台に臨む日本選手団317人が集結した。

結団式で、選手団を先導したのは、オリンピック本番でも旗手を務めるフェンシングの金メダル候補・江村美咲選手と、パリからの新競技ブレイキンのShigekix(シゲキックス)こと、半井重幸選手の2人だった。

壮行会の前に行われた結団式では、強い決意を口にした。

新競技ブレイキン・Shigekix(シゲキックス)こと、半井重幸選手(22):
チームジャパンのShigekixとして、ブレイキン日本代表として、今大会を最高なものにするために全力を尽くします。ありがとうございました。

さらに注目の体操男子の選手たちの中には、橋本大輝選手(22)の姿も。
東京オリンピックでは種目別鉄棒、そして個人総合の2冠を達成した橋本大輝選手は笑顔で入場した。
東京では個人種目で2冠を達成するも、団体ではわずか0.103点差で銀メダルだったが、悲願の頂点、そして3冠を目指し夢舞台へ挑む。

柔道の選手たちの中には、阿部一二三選手(26)の姿があった。
東京オリンピックでは金メダル、妹の阿部詩選手(23)と同日金メダルを達成した。
このパリ大会でも2大会連続のきょうだい同日優勝が期待されている。

そして2大会連続の金メダルを目指すスケートボードの四十住さくら選手(22)も。

スケートボード・四十住さくら選手:
一生懸命頑張ってくれている子どもたちの姿を見て、本当に勇気をいただきました 。東京とはちょっと違う感じで、観客とかもいっぱい来てくれるので、本当に連覇目指して頑張りたいなって思っています。

約2000人の観客が声援を送る中、2大会連続のメダルを狙う女子バスケットボールの選手たちなど、多くの選手が“日の丸を背負う覚悟”を再確認しているようだった。
(「イット!」7月5日放送より)

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