金田涼子が広州で初個展「とこしえの光」、W11美術館のこけら落とし展示

金田涼子の個展「とこしえの光」が中国・広州のW11美術館で開催されている。

アジアのアート市場でオンラインとオフラインを組み合わせた新たな手法を駆使し、日本人アーティストの活動をサポートするHRD ARTは、3月に銀座 蔦屋書店での個展を成功させたアーティスト金田涼子の新たな個展を、中国・広州のW11美術館で6月25日から8月28日まで開催する。

広州の古代と現代が融合する多層的な都市からインスピレーションを受けた「とこしえ」のほか、「化現-龍舞-」など化現シリーズの作品や大作「旅の途中」を立体化した大型オブジェを展示している。

W11美術館は広州の珠江河畔に位置し、珠江琶醍文化区の珠江ビール跡地に建てられた新しい美術館で、金田涼子の個展は記念すべきこけら落とし展示となる。

開催に先駆けオープニングイベントを行い、金田涼子も来場者と交流した。また、広州市内では本展示のラッピングバスが走行している。

金田涼子は広州を題材にした作品「とこしえ」について、「本展の会場となる広州は、古代と現代が融合する多層的な都市です。その中で生きる人々や街並みが放つ光の断片を、私の作品を通して再発見していただければと思い、今回のメインビジュアルである『とこしえ』を制作しました」と述べている。

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