「七山をきれいに」中学生が水質調査を体験 生き物の種類から水の状態を判定【佐賀県】

唐津市の中学生が、地元の川にいる生き物の種類から水の状態を判定する水質調査を体験しました。

この調査は自然環境を守る意識を高めてもらおうと、唐津市の七山中学校が毎年行っています。
5日は1年生13人が学校近くを流れる玉島川の中に入り、網を使って生き物を捕獲。
その種類から水質を判定していきました。
去年の調査では豪雨の影響で生き物がほとんどいなかったいうことですが、今年はきれいな川に生息するヘビトンボやヨコエビなどが多く見つかり、水質はきれいと判定されました。

【生徒】
「きれいなやつとか汚いのも少しいたけど、川を見たら透き通っていてきれいだと思いました」

【唐津市環境課 高下恵丞博士(工学)】
「川の生き物を集めてきれいさを調べたとか、そういった思い出が七山をきれいにし続けるきっかけになってくれたらなと思います」

生徒たちは今後も樫原湿原など七山の自然環境について学ぶということです。

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