新資本投資家ビザの申請339件

入境事務処は6月に「新資本投資家入境スキーム」ビザの第一陣の申請審査を完了し正式に承認した。7月3日の香港メディアによると、入境事務処には3月1日の「新資本投資家入境スキーム」の開始から6月30日までの3カ月に合計339件の申請があり、そのうち3件がビザ発給を承認され、香港への3000万ドルの投資が行われたと発表した。原則として承認された案件は88件あり、これは投資目的での訪問者として香港に180日間滞在することが認められ、香港に100億ドル以上の投資をもたらすことが見込まれている。

入境事務処の郭俊峯・処長は、政府は人材と資金を香港に誘致するために多くの政策を打ち出しており、その中には「新資本投資家入境スキーム」も含まれている。入境申請の第1陣が承認され、他の申請者の申請も積極的に行われていると述べた。投資推広署(インベスト香港)の劉凱旋・署長は「新資本投資家入境スキーム」は香港に多様で大規模な人材バンクをもたらし、経験豊富なビジネスマンや革新的な起業家を惹きつけていると述べた。300件以上の申請がすべて承認されれば100億ドルを超える資本がもたらされ、香港の資産およびウェルスマネジメント業界発展の優位性が強化されるという。インベスト香港と入境事務処は今後も「新資本投資家入境スキーム」に基づく申請処理で緊密に連携し、ビジネスハブとしての香港の魅力をさらに高めるため協力を深めていく構えだ。

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