チームとしての目標は「金メダルです」開幕まで3週間…パリオリンピック チームジャパンが会見し抱負を語る

パリオリンピック開幕まで3週間。
壮行会を終えた日本選手団の選手たちが取材に応じました。

柔道の阿部一二三選手(26)は、「自分自身、2連覇がかかっているオリンピックなんですけど、挑戦者の気持ちを忘れずに、しっかりパリ五輪で2連覇達成したいと思います。今回きょうだい2人で優勝すると、またきょうだい同日優勝達成できて、新しい歴史に名を刻めるかなと思うので、自分自身の優勝と、きょうだいでの2連覇目指して頑張りたい」と抱負を語りました。

競泳の本多灯選手(22)は、「自分のちっちゃい頃の夢だった金メダルを、改めて目指したいと思っています。緊張だけじゃなく、楽しむということも僕らしいと思うので、笑顔いっぱいでレースに臨んで、笑顔いっぱいで終わりたいと思います」と語りました。

さらに、飛び込みの玉井陸斗選手(17)は、「日本飛び込み界ではまだメダルを獲得した方がおられないので、自分が第一号として金メダルを目指して頑張りたい」とメダルへの意気込みを語り、「自分の武器である“ジャンプ力”“美しさ”をさらに伸ばして、自分だけの飛び込みをしたいと思う」と話しました。

競泳の鈴木聡美選手(33)は「12年前のロンドン五輪では、初めての五輪にもかかわらず3つのメダルという快挙を成し遂げたので、当時楽しんでいた頃の気持ちをまた今回味わえることができそうなコンディション作りもできている。競泳の中では最年長ですので、みんなにも力をあげられるようなパフォーマンスを現地でできればいい」と、ロンドン五輪当時を振り返りつつ、改めて今大会への思いを語りました。

バスケットボールの林咲希選手(29)は、「この3年間でチーム力がすごくあがってきました」と話し、「最初はすごく大変だったんですけど、今は選手一人一人が自覚と責任を持って戦ってくれている。あと3週間ほど必死に練習して、あとは全力で楽しんで戦うだけ」と、チームメートへの思いを明かしました。

また、チームとしての目標を聞かれると、「金メダルです」と笑顔で答えました。

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