女優の奈緒（29）が5日、都内で主演映画「先生の白い嘘」の公開初日舞台あいさつに登場。制作中にインティマシーコーディネーターを入れることを希望しながら実現しなかった一部報道について説明した。
映画の制作委員会のプロデューサーが経緯を説明した上で「制作陣一同、配慮が足りなかったということで深く反省しています」。三木康一郎監督も「私の不用意な発言により、皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことをこの場を借りて謝罪したいと思います。本当に申し訳ありませんでした」と何度も頭を下げた。
奈緒は「一言、私は大丈夫です」とし「自分は原作に心からほれ込んでこの作品に出演することを自分で決めました。その中でやりとりがあり、すれ違いがあったのは事実です。でもそれは、当人同士の問題として、私は権力に屈することはなく、対等な話し合い、関係で監督とも話したし、言いたいことも伝えました」と語った。
本作は、漫画家・鳥飼茜氏の同名作を実写化。自らの性に対しての矛盾した感情や、男女間の性格差に向き合う女性の姿を通して、人の根底にある姿を描き出す作品。
