福岡県と佐賀県では5日、熱中症の疑いで38人が病院に搬送されました。
鳥栖市では、70代の男性の死亡が確認されています。
消防によりますと、佐賀県鳥栖市で5日午前、70代の男性が除草作業後に自宅に帰り休憩していたところ、呼吸をしていないことに家族が気づき通報しました。
男性は市内の病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
熱中症の疑いがあるということです。
このほか、佐賀県内では昼休みに外で遊んでいた9歳の女の子と、屋外で作業をしていた70代の男性が体調不良を訴え病院に搬送されましたが、いずれも軽症ということです。
また、福岡県内では60代の男性が重症で運ばれるなど、あわせて35人が熱中症の疑いで病院に搬送されています。