「SPF15から50++まで」予定に合わせて使い分ける「UV効果のある」ベースメイクの名品

うんざりするほどの日差しに欠かすことのできないUVケア。とはいえUV効果による肌への負担も極力減らしたい。そこで、その日の行先や外出時間の長さ別で使える、UV効果つきのファンデーションや化粧下地をラインアップ。

あらためて知っておきたい「SPF」「PA」

まず知っておきたいのは「日焼け」に関係する2つの紫外線。「UV-A」は肌をすぐに黒くする紫外線で主にシワ、たるみの原因に。もう一方の「UV-B」は肌に炎症を引き起こす紫外線でシミ、そばかすの原因。

SPFとは「UV−Bに対する防止効果を示すもの」。PAは「UV-Aに対する防止効果を示すもの」。SPFの最高値は50とされていて、それ以上のものは「SPF50+」と表示。PAは4段階で表示され「PA++++」が最高値。

乾燥肌や敏感肌の人が、これらの数値のみで日焼け止めを選ぶと肌に負担がかかりトラブルを引き起してしまうことも。室内で過ごす日は数値の低いものを選ぶなど、予定に合わせた使い分けがオススメ。

丸一日ハードスケジュール→24時間メイク直しが要らない実力派

ツヤで満ちたよそいきの美肌に

ザ ファンデーション SPF25〜30・PA++〜+++ 30g 14,300円/SUQQU 一人ひとりの微妙な肌色の違いにきめ細かく応える、圧倒的なカラー展開。上質なツヤとカバー力を両得し、湿度を感じるフレッシュな輝きから、時間の経過とともに明るくなめらかな輝きへと移ろう。

家で作業する日→ケアしながらほどよいカバー

「血色よく、自然体の肌に」

〈右から〉バイユア セラムフィット ヴェール デイ UV エッセンス 01 シアーピンク(5月23日発売) SPF50+・PA++++ 2,420円/Hamee スキンケア成分82%でできた化粧下地。クレンジング不要の軽い使用感で、日焼け止めとしても使い勝手がいい。

ルナソル クラリティフロウリクイド OC02 SPF30・PA++ 6,930円/カネボウ化粧品 肌の動きに寄り添った軽やかなツヤをメイク。丁寧にスキンケアをほどこした肌のような清らかさがかなう。 「ラフに過ごす日は素肌に近い軽やかな質感で。ピンク系の下地でフレッシュな見た目はキープ。」(笹本恭平さん・ヘアメイク)

午後だけ外出→強い日差しに負けないSPF高め

血色感とみずみずしさをたたえた肌に

インウイ リキッドファンデーション SPF50+・PA++++ 30mL 8,800円/資生堂 肌の内からにじみ出るようなつややかさと血色感が得られる。のびのよいテクスチャーながら、テカりや皮脂くずれが起きにくい。

(TOPICS)

・丸一日ハードスケジュール→「24時間メイク直しが要らない実力派」
・家で作業する日→「ケアしながらほどよいカバー」
・午後だけ外出→「強い日差しに負けないSPF高め」
・外出先での追加対策→「持ち運べるコンパクトサイズ」
・夜に大事な予定あり→「手早くツヤ増しが可能」

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