WTTスターコンテンダーバンコク＜7月2～7日＞
7月5日、混合ダブルス準決勝で張本智和（21=智和企画）／早田ひな（23=日本生命）が、林昀儒（22）／陳思羽（30=台湾）をゲームカウント3-1で破り、決勝に進出した。
現在世界ランク2位のイム・ジョンフン／シン・ユビン（韓国）が準々決勝で敗れ、優勝すれば逆転でのパリ五輪第2シードが決まる同3位の"はりひな"ペア。
本番で第1シードの中国ペアと逆の山に入る権利の獲得に加え、WTT4大会連続優勝にも向けて、ここで同7位の難敵・台湾ペアに挑む。
林昀儒/陳思羽 PHOTO：Itaru Chiba
序盤は張本が陳のミドルを繰り返し突くなど攻勢で10-3とするが、5連続失点で10-8に。ここは早めのタイムアウトで流れを切り、11-8で先制する。
第2ゲームは林の厳しいコース取りに早田が振り回され、押されたまま4-11で取り返される。
次は逆に早田がストップで林を揺さぶりつつリードするも、先に厳しく仕掛ける台湾ペアに逆転されて7-10に。
だがここからはりひなのフォアドライブが決まり、13-11で奪取する。
4ゲーム目も5-9とビハインドを背負い、ここからはりひながキレのあるフォアで猛追。最後は張本がフォアフリックを決めて12-10で奪い、決勝行きを決めた。
WTT4連続Vとパリ第2シードをかけた決勝は、パダサーク／スターシニー（タイ）と黄鎮廷／杜凱琹（香港）の勝者と対戦する。
＜WTTスターコンテンダーバンコク 混合ダブルス準決勝＞
張本智和／早田ひな 3-1 林昀儒／陳思羽（台湾）
11-8/4-11/13-11/12-10
張本智和/早田ひな PHOTO：Itaru Chiba
