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パリ五輪に向け、不安を露呈する結果となった。
7月5日、男子バスケットボールの国際強化試合が東京・有明アリーナで行なわれ、日本代表(世界ランク26位)は韓国代表(同50位)と対戦し、84対85で惜敗した。
試合前にNBAのロサンゼルス・レイカーズでプレーする八村塁の欠場が発表された日本。第1クォーター(Q)は15-13と僅差でリードしたが、一転して第2Qは相手の猛攻を受け、11点ビハインドで前半を折り返した。
第3Qも相手にリバウンドを取られ、20点以上の差をつけられた日本は最終Qで河村勇輝、ジョシュ・ホーキンソンらが猛反撃して残り40秒過ぎに逆転に成功するが、試合終了直前にホーキンソンが痛恨のオフェンスファウルを犯して、残り0.9秒で相手にフリースロー2本を与えてしまう。これを韓国が1本決めて、再逆転されてしまった。
あと一歩及ばず、パリ五輪不出場の相手にまさかの敗北を喫した日本に1万3420人の観衆は静まり返った。ネット上では「惜しかった」「最後、声出たわ」「第4Qだけで32点も入れて追いついたのすごいわ」など、怒涛の追い上げを労うも痛恨の敗戦には手厳しい意見が寄せられた。
「猛反撃からの、まさかの逆転負け」
「この程度か!日本の力は!」
「去年のW杯の強さはどこいった?」
「動きが悪い、リズムも悪い」
「反省点ばかり」
日本は7日に同会場で再び韓国との強化試合・第2戦を戦う。パリ五輪まで残り3週間、トム・ホーバス監督も本大会に向けて不安を抱く結果となった。
構成●THE DIGEST編集部