海上自衛隊の護衛艦「いかづち」の乗員 大麻使用で懲戒免職処分に

横須賀地方総監部は5日、大麻取締法違反(所持)の罪で執行猶予付きの有罪判決を受けた護衛艦「いかづち」の乗員を、懲戒免職の処分にしたと発表しました。

横須賀地方総監部によりますと、護衛艦「いかづち」の乗員鈴木魁人海士長は去年8月からことし3月かけて、艦内で大麻を所持したとしてことし4月に逮捕され、6月に執行猶予付きの有罪判決を受けたということです。

鈴木海士長は当時、海賊対処行動中で、外国の寄港先で現地の売人から大麻を購入していて、「ストレスを発散するため軽い気持ちではじめた」と話したということです。

「いかづち」の田中宏明艦長は「海賊対処行動中の隊員が、このような規律違反をしたことについて、大変重く受け止めています」とコメントしています。

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