ホオズキ 夏色に輝く 猛暑の下、ハウス内でせっせと汗だく収穫 薩摩川内市 きょう「小暑」

WEBor主な紙面鮮やかに色づき、収穫期を迎えたホオズキ=5日午前、薩摩川内市永利町

 6日は二十四節気の一つ「小暑」。梅雨明けが近く、暑さが本格化する頃とされる。最高気温が33.2度となった5日の薩摩川内市では、夏の訪れを告げるホオズキが朱色に染まり、農家は収穫に汗を流していた。

 市ほおずき部会には14人が所属する。うち新屋彰啓さん(69)は、同市永利町のハウス計6アールで2000本を栽培。暑さで一時は生育が伸び悩んだが、出来は例年並みという。「古くから魔よけとしても知られる。自分なりの飾り方で楽しんで」とPRした。

 農家から一堂に集めたほおずき市は6、7日の道の駅樋脇遊湯館を皮切りに、21日まで週末ごとに、3直売所で巡回開催する。いずれも午前9時~午後4時。

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