佐野海舟も続け!マインツで大ブレイクした5名の世界的スター選手

3日に鹿島アントラーズからマインツ05へと移籍することが決まった佐野海舟。日本代表でも国内組ながらすぐにインパクトを残したボランチがついに海外へと挑戦する。

今回はそのマインツでのプレーにおいて大ブレイクした有名選手たちを5名ピックアップしてみよう。

マヌエル・フリードリヒ

マインツ所属:1995~2002、2004~2007

ドイツ代表で9試合に出場したセンターバックのマヌエル・フリードリヒ。1995年にマインツの下部組織に加入し、2000年にトップチームでデビューを果たした。

守備の要として活躍したあとヴェルダー・ブレーメンに引き抜かれたが出場機会が与えられず、2004年に復帰。悔しさを吹き飛ばすようにその後の3シーズンはフル稼働で評価を高めた。

彼の奮闘むなしくマインツは降格するが、彼はレヴァークーゼンへと引き抜かれてプレー。2013-14シーズンにはボルシア・ドルトムントにも所属していた。

ネヴェン・スボティッチ

マインツ所属:2006~2008

のちにボルシア・ドルトムントで香川真司らとともに活躍を見せたセンターバック。ユーゴスラビア生まれでドイツとアメリカ育ちの珍しい選手だ。

アメリカからドイツに戻ってきた2006年にマインツのリザーブチームに加入し、ユルゲン・クロップ監督によってトップチームへと引き上げられた。そして監督とともにドルトムントへ移り、数多くのタイトルを獲得している。

2017年にケルンへ期限付き移籍したあとはサンテティエンヌ、ウニオン・ベルリン、デニズリスポル、そしてラインドルフ・アルタッハと所属し、2022年に現役を引退した。

アンドレ・シュールレ

マインツ所属:2006~2011

ドイツ代表で57試合に出場して22ゴールを決めた名アタッカーのアンドレ・シュールレ。2006年に15歳でマインツの下部組織に加入し、2009年にプロデビューを果たした。

1年目からレギュラーとして活躍し、2年目にはなんと33試合で15ゴールと大ブレイク。2011年夏にはレヴァークーゼンからオファーを受けてステップアップを果たしている。

その後はチェルシー、ヴォルフスブルク、ボルシア・ドルトムント、フラム、スパルタク・モスクワでプレー。2020年に29歳という若さで現役を引退し、現在はマラソンや登山などに取り組んでいる。

モハメド・ジダン

マインツ所属:2005~2006、2007、2012

ユルゲン・クロップ監督の教え子として有名なFWモハメド・ジダン。エジプト人選手であるがユース時代にデンマークへと渡り、ABコペンハーゲンとミッテュランでプレーしたというキャリアを持つ。

2005年にヴェルダー・ブレーメンと契約したが、半年後にマインツへと期限付き移籍。そこで見事な活躍を見せてブレイクした。そしてさらに次年度の途中にマインツへ完全移籍で加入した。

その後ハンブルガーSV、ボルシア・ドルトムントでプレーしたあと、2012年に短期間だけマインツへと戻っている。

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ルイス・ホルトビー

マインツ所属:2010-2011

マインツに所属したのはわずか1シーズンだけだが、そこでのプレーでブレイクを果たしたホルトビー。シュールレとともにドイツ代表に選出され、国内屈指のアタッカーとして知られるようになった。

もともとはアーヘンでプロデビューし、それからシャルケに引き抜かれていた。しかしそこでなかなか活躍できずマインツへ貸し出され、トーマス・トゥヘル監督の下でレギュラーを確保。大きな成長を遂げた。

その後はトッテナム、フラム、ハンブルガーSV、ブラックバーンでプレーし、2021年からは町野修斗が所属するホルシュタイン・キールで戦っている。

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