「気合の入る棋戦」前夜祭で藤井七冠が意気込み語る  2つ目の永世称号獲得なるか

将棋の藤井聡太七冠が、2つ目の永世称号の資格獲得をかけて挑む王位戦が名古屋で始まるのを前に、前夜祭が行われました。

王位戦の第1局は、6日と7日、名古屋の徳川園で行われます。藤井七冠は今月1日に、名古屋の万松寺で開かれた棋聖戦で、永世称号の最年少記録を53年ぶりに更新していて、今回の王位戦では、早くも2つ目の永世称号、「永世王位」獲得を目指すことになります。相手は、すでに2つの永世称号の資格を持つ渡辺明九段です。

藤井七冠
「毎年、王位戦の開幕局は地元でやっていただくことが多いので、私にとって気合の入る棋戦。2日間集中して、面白い将棋が指せるように全力を尽くしたい」

渡辺九段
「王位戦には初めて出場するので、少し緊張しているが精いっぱい頑張らなければならない」

王位戦第1局は6日午前9時に始まり、7日夜に勝敗が決まる見込みです。

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