日立造船子会社が船舶用エンジンの「燃料消費率」データを20年以上改ざん 国交省が立ち入り調査行う方針

日立造船の子会社が、船舶用エンジンの燃費に関するデータを20年以上にわたり改ざんしていたことがわかりました。

不正があったのは、日立造船の子会社で、船舶エンジン事業を手掛ける「日立造船マリンエンジン」と「アイメックス」です。

日立造船によりますと、2社が1999年9月以降に出荷した船舶用エンジン1364台で、“燃料消費率”に関するデータの書き換えが行われていたことがわかりました。

測定データを許容値の範囲内に収めるためや、データのばらつきを抑えるために、20年以上書き換えが行われていたということです。

国交省は今後、会社への立ち入り調査などを行う方針です。

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