万博会場となる夢洲で、中国パビリオンの工事中に事故がありました。海外パビリオンの工事現場で事故が起きるのは、これが初めてです。
博覧会協会によると、5日正午ごろ、大阪・関西万博の会場となる夢洲の中国パビリオンの工事現場で、施工業者が荷上げ作業中に鋼鉄で作られた建設資材を地面に落下させる事故があったということです。建設資材の長さは約10メートル、厚みは5ミリ程度でけが人はいませんでした。博覧会協会は、施工業者に対して、再発防止策の提出を求めるとともに、工事現場の安全性が確認できるまで中国パビリオンの建設工事を中止するよう求めているということです。海外パビリオンの工事現場での事故はこれが初めてで、博覧会協会が詳しい状況を調べています。
