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日本のアニメ文化を、世界のファンに向けて発信します。
4日、アメリカ・ロサンゼルスで全米最大級のアニメイベント『Anime Expo』が開幕しました。
会場の入り口には『ドラゴンボール』のビジュアルが掲げられています。
来場者は「悟空は私にとってスーパーマンのようなヒーローでした。とても影響力があります。彼が亡くなったと言う事実に心が痛みます」「初めて見たアニメがドラゴンボールでした。それ以来、常に彼の絵とキャラクターに魅了されています。彼なくして今日のアニメはないと思います」などと話し、3月に亡くなった鳥山明さんを追悼して多くのファンが訪れました。
33回目となる2024年は、『ドラゴンボール』の他、『ONE PIECE』や『鬼滅の刃』などの世界的ヒット作を含む300作品以上が出展しています。
さらにJETRO(日本貿易復興機構)は2024年、最大規模のジャパンパビリオンを出展しました。
“かわいい”や“ゲーム”などをキーワードに、VR技術など様々な展示を行い、日本のファンをさらに増やそうとしています。
JETRO ロサンゼルス・津脇慈子次長「(アニメは)若年層やポップ層まで広がってどんどん拡大しているという中で、まさにこの場所でも、またこの場所以外でも、アメリカマーケット全体で熱を帯びている産業」
2023年は4日間で延べ約40万人が来場したこのイベントは、7月7日まで開かれます。