ケシャ、レーベル移籍後初めての新曲を発表

ケシャがドクター・ルークのレーベル移籍後初めてとなる新曲をリリースした。昨年12月RCAレコード傘下のケモサベ・レコードと決別したケシャだが、ドクター・ルークとの法廷闘争が終わり半年が過ぎたアメリカの独立記念日となる今月4日(木)、ニューシングル『ジョイライド』の発表となった。

アップビートな曲調に開き直った歌詞が並ぶ同曲は昨年のアルバム『ギャグ・オーダー』に続く新曲で先週末にニューヨーク、ブルックリンのプラネット・プライドで初披露された。

ケシャは2005年のパーティーの後に薬物を飲まされレイプされたとして音楽プロデューサーのドクター・ルークを訴え、両者は何年もの間法廷闘争を繰り広げていた。しかし昨年6月、裁判が行われる数週間前に2人は、約10年の時を経て和解成立となった。

当時ケシャのインスタグラムストーリーには「ケシャとドクター・ルークは訴訟の解決に合意し、その解決に関する共同声明を発表、投稿することに同意しました」と共同声明が掲載、その後別々の声明が発表され、ケシャは黒地に白抜きの大文字でこう綴っていた。「あの夜何が起こったかは神のみぞ知る。いつも言っているように、私は起こったことのすべてを語ることはできない」「私の人生のこの章を閉じ、新しい章を始めることを楽しみにしています」「関係者全員の平穏を願うばかりです」

一方ドクター・ルークは、ケシャのメッセージの下に自身の潔白をこう主張していた。「ケシャが2005年のあの夜に何が起こったかを語ることができないことを改めて認めてくれたことに感謝しますが、私は何も起こらなかったと確信しています」「僕は彼女に薬を盛ったり、暴行を加えたりしたことはないし、誰に対してもそんなことはしない」「家族のために、私は10年近く汚名を晴らすために精力的に闘ってきました」「この困難な問題を過去のものとし、自分の人生を歩む時です。ケシャの幸せを祈っています」

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