エド・シーラン、今年残りは音楽教育に専念へ

エド・シーラン(33)が今年いっぱい学校での音楽活動に取り組んでいくという。自身の曲のレコーディングは中断、学校での授業料の改善に助力するそうだ。

以前にはイングランドのサフォーク州フラムリンガムにある母校トーマス・ミルズ高校の音楽教育の改善にと寄付を始めたエドはこう話す。「自分の出身県でこのような活動を始めて、今では全国的にやるようになった」「今は音楽の資金を本当に必要としているたくさんの高校を訪問しているよ」

自身の学生時代の経験から支援に熱心になったというエドは、「僕は勉強ができる方じゃない。現実の世界ではバカと思われる方さ」「でも音楽は得意だったから皆、僕にもできることがあるって思ってくれた」「音楽活動に積極的な公立校にいたことも大きかったね」「イングランドでは基本的にその資金が削減されてしまい、僕はその資金提供を得るためにできる限りのことをしているんだ」「新しい政府はもっとうまくやると思う」と続ける。

そんなエドは今年初め、自身のチャリティ団体であるフラムリンガム財団の報告書によりトーマス・ミルズ高校の芸術科に100万ポンド(約2.1億円)を寄付したことが明らかとなっていた。この助成金は学生らに新たな学習リソースを提供、8年生(中学1年生)の新しい表現芸術コースの設立を目的としており、2022年には音楽科にもエドは同額を寄付していた。

他にもエドは以前、同校で写真やコンピューターを学ぶための資金援助や小学校への音楽機材の寄贈、学費を払えない家族への資金援助などを行っていた。

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