松平健 マジーこと真島茂樹氏を偲ぶ「貴重な存在でした」

 ポーズをきめる松平健(撮影・金田祐二)

 俳優の松平健(70)が6日、東京・明治座で「松平健 芸能生活50周年記念公演」(31日まで)の初日を迎え、取材会に登場した。舞台上では代表曲の「マツケンサンバ2」などを披露。今後に向け「80歳まで歌って踊りたい」と語った上で、同曲の振付師で5月に虚血性心不全のため死去した真島茂樹氏を偲んだ。

 第1部では「代表作で、今でも再放送される。多くの人に見てく欲しい」という暴れん坊将軍を披露。第2部では「マツケン大感謝祭~歌って踊って~オーレ!」と題した舞台で沸かた。自身の芸能生活を「長いことは長いが、気持ちとしてはあっという間。前を向いて歩いている。支えはお客さま。見てくれればまた頑張ろうと思ってやれる」と話した。

 盟友への思いも話した。亡くなったマツケンサンバ2の振付師でもあるダンサー・真島さんについて「残念です」と語り「今日も彼は後ろで踊っていてくれていたと思います。貴重な存在でした」と言葉をつないだ。

 70歳を迎えた今も、日課のウオーキングなど健康管理を徹底。秋からは、NHK連続テレビ小説「おむすび」で朝ドラデビューを果たす。今後のについては「目標は80歳まで歌って踊りたい」と意気込んだ。

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