『サンクチュアリ-聖域-』一ノ瀬ワタル 野犬に追われる減量トレーニングや虫だらけの水浴びなど過酷な格闘家時代を明かす

俳優の一ノ瀬ワタル(38)が7月6日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演。初主演ドラマ『サンクチュアリ-聖域-』が注目を集めて話題の俳優となった一ノ瀬だが、実は元格闘家。かつて20歳そこそこそこで修行していたタイを再訪し、当時の命がけだったトレーニングについて語った。

バンコクから車で1時間。18年前に住込みでムエタイ修行をしていたナコンパトム県に着くと「タイに来るときは、もしかしたら日本に帰れないと思ってたし」と歩きながらつぶやいた一ノ瀬。少しずつ記憶がよみがえると初めてちゃんとご飯を食べたお店を発見。思わず「辛くて…、でも辛さと飢えと闘いながら食ってた…」と涙声になりながら明かした。

そして、練習で走り込んでいた道を見つけると、野犬がいるそうで、普段のトレーニングでは道の途中(野犬がいる手前)で引き返して走り込みをするが、減量期間になると「減量中走るのしんどくなるじゃないですか?そういうときは奥まで走らされるんですよ。野犬が追っかけてくるから走らなきゃいけない」と、まさかの練習方法にスタジオのMC・今田耕司と八木莉可子は絶句。

住込みしていたジムは7年前に閉鎖し、現在はアルミ加工の工場となっていた。工場を散策しながら、ジムの面影を探す一ノ瀬。外の水場を前に「ここで体を洗うんすよ。いまこの中結構きれいになってるっすけど、当時もっと汚くてまじでめちゃくちゃ虫が浮いてたっすから。虫で水浴びてる感じだったすな」と明かすと、今田は「ムリだ~」と苦い顔。

さらに「飯がなかったんですよとにかく。1日2回しかご飯がなかったんですけどみんな足りなくて、この奥に取捕りにいくんですよ。ジャングルみたいな」と、ジムの奥にある草木の生い茂る池のような場所へ。「鎧を纏(まと)った魚みたいなのがくるんすよね。全部煮込んでたっすな。ジャングルで捕ってきたものを。カエル食ったすな」と振り返り、スタジオでも「煮込めばなんでも食えたっすな。鳥とか捕まえたら自分たちで羽むしって内臓洗って食ってたすな」と続け、練習外でも過酷な環境に今田と八木は驚きのあまり口を開けたまま話を聞いていた。

最後に「めちゃくちゃ、まじ辛かったすけど、本当に良い経験をさせてもらったし。みんな俺を支えてくれてたですし。この人たちの優しさの上にいま俺は生きてるっすから」と感謝をつづった。

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写真提供:(C)日テレ

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