カンボジア農業地方開発銀行(ARDB)が2日発表した農林水産省農業総局のリポートによると、カンボジアの上半期(1~6月)の農産物輸出量は前年同期比57%増の613万トンだった。輸出額は28億米ドル(約4,500億円)超。クメール・タイムズ(電子版)が5日伝えた。
主な輸出品目は、精米、籾(もみ)、キャッサバ、キャッサバ粉、カシューナッツ、トウモロコシ、ロンガン(龍眼)、マンゴー、胡椒(こしょう)など。輸出先は、ベトナム、タイ、中国、韓国を含む80カ国。
輸出量のうち386万トンはコメ以外の農産物で、輸出額は21億米ドル超。精米の輸出量は3%増の33万トン、籾は57%増の192万トン。
2023年の農産物輸出量は882万トン、輸出額は約50億米ドルだった。主な輸出品目は、コメ、バナナ、マンゴー、キャッサバ、カシューナッツ、トウモロコシ、パーム油、胡椒、たばこ。