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ミャンマー軍事政権トップのミンアウンフライン総司令官は4日、首都ネピドーで陳海(ちん・かい)駐ミャンマー中国大使と会談した。軍政が来年にも実施するとしている総選挙などについて意見を交わした。
両者は会談で、両国の外交・友好・協力関係のさらなる強化、両国の政府高官の交流、ミャンマーでの総選挙実施などについて意見を交わした。「自由で公正な複数政党による民主的な選挙」に向けた準備を進めるとしている。
陳氏は同日、国軍が任命したタンスエ副首相兼外相とも会談。両国の友好関係の強化、東南アジア諸国連合(ASEAN)や国連などでの互恵協力、両国国境での平和と安定の維持などについて協議した。
陳氏は駐ミャンマー大使の任期を終え、近く帰国する予定になっている。
ミンアウンフライン氏は2021年2月のクーデター後、中国を訪問していない。ただ、6月末には引退状態だったテインセイン元大統領が北京を訪れて習近平(しゅう・きんぺい)国家主席と会った。
軍政ナンバー2のソーウィン副司令官は6日、首都ネピドーを出発して山東省入りした。上海協力機構(SCO)が同省で8~9日に開く国際会議に出席する予定という。