GLADIATORバンタム級王座戴冠を果たした竹中大地がRIZIN再戦要求!「思い出作りじゃなく勝負したい」

7月7日(日)大阪・176boxにて『GLADIATOR 027』が開催。竹中大地がGLADIATORバンタム級王座戴冠を果たした。

GLADIATORは2004年に韓国で誕生。2016年から新体制へ移行し、現在では関西ナンバーワンのMMA団体として国内外から集結した強豪たちがケージの中で鎬を削っている。

この日のメインイベントでは、GLADIATORバンタム級タイトルマッチが実施。王者・竹本啓哉に竹中大地が挑戦した。

竹本啓也は、2017年のGLADIATOR初陣でファン・ソンジュに2R横三角で一本勝ちして以来、GLADIATORを主戦場に戦績を重ね2020年の『GLADIATOR 012』で神田T-800周一(パラエストラ広島)に3-0判定勝利しバンタム級王者に輝くが、翌年9月に王座を返上。それから2年後の昨年9月大会でモンゴルのストライカー、テムーレン・アルギルマーをスプリット判定で下して見事返り咲きを果たした。
今年2月に行われた無観客による配信大会『Gladiator Challenger Series01』ではProgressフォークスタイルグラップリング・フェザー級王座決定戦で竹内稔にアナコンダチョークで一本負けも、5月の『GLADIATOR 026』でタイからの刺客、デッチプールを1R横三角絞めで仕留め勢いに乗っている。

竹内大地は、修斗からONE Championshipで活躍。2023年12月にGLADIATOR初戦でテムーレンを1R4分27秒リアネイキッドチョークで仕留めて以来7ヶ月振りの参戦がバンタム級王座への挑戦となった。
試合を目前に控え王者竹本が「僕が試合をしてきた場所は価値がある場所だということを多くの人に証明したいという気持ちが強くなったと思います。自分がどれほどの選手なのかを見てもらう試合になると思います」と覚悟のほどを語れば、一方のチャレンジャー竹中は「いまGLADIATORの価値が上がってきている最中だと僕は思っていて、僕がベルトを獲って価値を上げていきたいと思います」と、こちらも王座奪取への意欲GLADIATORのベルトの格上げを宣言。前日計量も両雄一回でパスして当日を迎えた。

1R、蹴り足を取られて下になった竹本が動けず。竹中が固めて膠着状態。ジリジリとした攻防のなかゴング。
2Rは竹本がアッパー、竹中もカーフ。打撃を当てるが双方思い切った勝負に繋ぐことが出来ない。苛立った観客が「打ち合え!」「どんどん行け!」と野次を飛ばす。声援に背中を押されたか竹中がスーパーマンパンチを放ったところでゴング。
最終ラウンド。竹中の鋭いカーフ蹴りで竹本の足が流れ、動きが鈍る。追い込まれた竹本が前に出て竹中にパンチを繰り出すも時すでに遅しの時間切れ。
3-0で竹中が判定勝利。新チャンプが誕生した。

竹中は「RIZINに出たいと思ってるんで。思い出作りで出たいと言ってるんじゃなくて。パフォーマンスが出来るうちに勝負したいと思ってるんで、オファーよろしくお願いします!」とラブコールを送った。

BODYMAKERpresents『GLADIATOR 027』
日程:2024年7月7日(日)
開始:13:00
会場:大阪・176box

▼第14試合 GLADIATORバンタム級タイトルマッチ 5分3R
【王者】●竹本啓哉(ALIVE/第5代・8代GLADIATORバンタム級王者)
判定 0-3
【挑戦者】○竹中大地(パラエストラ和泉)
※竹中が第9代バンタム級王者となる。

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