DeNA・度会がライトゴロを狙うも悪送球で痛恨サヨナラ負け…真中氏「勝負(を掛けること)は間違いないと思うんですけど」

◆ 「アウトの可能性もあった」

DeNAは7日、阪神にサヨナラ負けを喫し、カード負け越しが決まった。合計4失策と守備のミスが目立った。

1点差で迎えた9回、二死満塁の場面。代打の原口文仁がライトに適時打を放つと、打球を処理した右翼手・度会隆輝がライトゴロを狙おうと一塁に送球。しかし、送球が逸れてしまい、二塁ランナーが一気に生還しサヨナラ負けとなった。打たれた守護神の森原康平は4敗目、チームは4位に転落した。

7日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では試合を決めた度会の悪送球の場面について、解説者の真中満氏は外野手の目線から見解を述べた。

「二死満塁ですのでライトはかなり前進守備で、二塁ランナーを防ぐ守備位置にいるんですよね。その中で(ランナーは)原口なので足はそこまで速くない選手ですから、タイミング的にはストライクを投げていれば、アウトの可能性もあった。勝負(を掛けること)は間違いないと思うんですけど。いかんせん送球が逸れてしまった。痛いプレーにはなりましたよね」と判断自体には間違いがなかったとした上で、送球が逸れてしまったことを惜しんだ。

番組MCの岩本勉氏は「こういう失敗を経験して強くなっていくわけですから。今夜の涙は今日の(午後)12時過ぎたら忘れる。戦う姿勢を取り戻す」とルーキーに激励の言葉を送った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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