西宮神社で約330年前から神主らがつづってきた「御社用日記」の虫干し

西宮市の西宮神社で、およそ330年前から神主らが社務をつづってきた「御社用日記」をカビや害虫から守る虫干しが行われました。

西宮市にある西宮神社の虫干しは夏の恒例行事で、神社や地元の歴史を広く知ってもらおうと2019年から一般公開されています。

「御社用日記」は、およそ330年前から代々の宮司らが、神社内外の出来事などについてつづってきたもので、1811年には、神前にマンボウが奉納されたとの記録も残されているということです。

7月8日は、神社の職員らが県の重要有形文化財に指定されている212点を畳の上に開いて広げ、カビや害虫を防ぐために風を通していました。

西宮神社では、今後も貴重な史料を後世に伝えていきたいとしています。

© 株式会社 サンテレビジョン