石丸伸二氏「さすがに拙いと思います」 「国政進出に意欲」の投稿に苦言

2024年7月7日投開票の東京都知事選で、2位に躍進した前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)は同日深夜、一部メディアの投稿内容に「さすがに拙いと思います」と、Xで苦言を呈した。

「どういう了見なのでしょうか」

石丸氏は7日の記者会見で、今後の国政進出などの政治活動について記者から質問され、「まだ決めていません。(編注:国政進出について)選択肢としては当然考えます。例えば、広島1区。岸田首相の選挙区ですね」と話した。

また、別の記者の質問に対しては、「可能性は、それはあります。先ほどの広島1区というのも選択肢として考えているか否か、という意味で『考えている』というだけで、それをすると決めたわけではありません。全ての選択肢はテーブルに乗っているという状態です」。

国政進出に関する石丸氏の発言について、複数のメディアが報じたが、日本経済新聞 電子版は「石丸伸二氏、国政進出に意欲 岸田首相の選挙区に言及」という文言で記事のURLをXに投稿し、記者会見での発言を報道した。

これに対し、石丸氏は7日深夜、上記の投稿を引用リポストしながら、「あれほど『選択肢の一例(可能性)の話であって、意思はない』と言ったにもかかわらず、『意欲』という見出しをつけるのはどういう了見なのでしょうか」とXで苦言。続けて「さすがに拙いと思います」と指摘した。

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