レスターは7日、チェルシーの下部組織に所属していたU－18イングランド代表MFマイケル・ゴールディングを獲得したことを発表した。
発表によると、契約期間は2028年6月30日までとなる4年契約を締結し、8日にチームに合流する予定になっているという。なお、移籍金については明らかになっていないが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、レスターは500万ポンド（約10億円）の移籍金を支払うことになるようだ。
2006年5月23日生まれで現在18歳のゴールディングは、U－12からチェルシーに所属する中盤のMF。今年1月にはFAカップ３回戦のプレストン戦でトップチームデビューを果たしたが、トップチームではこれが唯一の出場となった。U－15から世代別のイングランド代表に選出され、2023年夏にはU－17欧州選手権に出場した同代表のキャプテンを務めていた。
今月2日にレスターからイングランド人MFキアナン・デューズバリー・ホールがチェルシーに移籍することが発表されており、その取引の一環としてゴールディングがレスターに移籍することが報じられていたなか、ようやく正式発表となった。
レスター加入が決定したゴールディングはクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「レスターでのキャリアで飛躍的な進歩を遂げ、できる限りチームに貢献できるよう努力することを本当に楽しみにしている。もちろん、クラブの歴史が物語っているけど、ここには素晴らしい選手たちがいる。ベテラン選手たちからできるだけ多くのことを吸収して、スタッフから学んで、素晴らしいシーズンを送りたいと思っている」
