１０月に佐賀県で開幕する国スポ・全障スポを前に、バレーボールなどの会場となっている「ＳＡＧＡアリーナ」で、初めてとなるテロ対策訓練が、８日行われました。
訓練は、犯人が建物に放火した後、女性を刃物で切りつける想定で行われました。
施設職員がさすまたを使うなどして時間を稼ぐ中、警察官が到着し犯人役を制圧しました。
この訓練は、国内最大のスポーツの祭典「国民スポーツ大会」と「全国障害者スポーツ大会」が、１０月に佐賀県で開幕することを受け、初めて行われたものです。
佐賀北警察署の諌山光司警備課長は「もう９０日を切って、まもなく佐賀県で国スポ・全障スポが開催されます。多くの人が集まる中で絶対にテロが起きないように、皆様の協力を頂きながら警備の万全を期したい」と話していました。
「ＳＡＧＡアリーナ」は、バレーボールや柔道などの会場となっていて、施設職員らは有事に備え、選手や観客を迅速に避難させるなど手順を確認していました。
