“内定取り消し”の悲劇も…逸材23歳が覚醒間近 ファン複雑「本当は磐田に来てたのに」

鹿島の師岡柊生【写真:Getty Images】

J1鹿島のFW師岡柊生がプロ初ゴール、2022年には紆余曲折を経て鹿島に入団

J1鹿島アントラーズのFW師岡柊生は、7月6日に行われたJ1リーグ第22節の北海道コンサドーレ札幌戦でプロ初ゴールを決めた。ジュビロ磐田に加入予定だったが、紆余曲折を経て鹿島へ。「惜しい事をしたな」との声があがっている。

師岡は今季途中からレギュラーに定着した大卒2年目の23歳。0-0の後半16分、FW鈴木優磨からのパスに抜け出した。GK菅野孝憲の動きをよく見ると、豪快に右足を一閃。左隅のネットを揺らす先制弾となり、2-0での勝利に貢献した。

プロ入り初ゴールに歓喜した師岡。東京国際大4年の2022年8月、一度は磐田への加入内定が発表されたが、同年11月にクラブが国際サッカー連盟(FIFA)から新規選手登録の禁止処分を受け、仮契約を解除される悲劇に見舞われた。異例の経緯を辿った末、鹿島入団に漕ぎ着けたなかでのJ初得点だった。

SNS上では、複雑な思いを抱えながらもプロ初ゴールを祝福する磐田ファンも。「ジュビロ戦以外で活躍期待してます!」「本当は磐田に来てたのに…と心をえぐられる」「ほんとあのやらかしがなければ今頃ジュビロに…」「全サポーターが土下座するのでジュビロに来ませんか」との声が寄せられている。(FOOTBALL ZONE編集部)

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