中国初の陸電応用海上油田、掘削プラットフォームに電力供給

中国初の陸電応用海上油田、掘削プラットフォームに電力供給

6日、秦皇島32-6油田。(ドローンから、天津=新華社配信)

 【新華社天津7月9日】中国の国有石油大手、中国海洋石油の天津分公司はこのほど、渤海湾にある中国で初めて陸上電力供給システムを応用した海上油田、秦皇島32-6油田が、海上掘削プラットフォーム「海洋石油282」への陸電供給に成功したと発表した。

中国初の陸電応用海上油田、掘削プラットフォームに電力供給

4日、秦皇島32-6油田の現場で働く作業員。(天津=新華社配信)

 秦皇島32-6油田の陸電システム導入後、油田内のすべての原油発電機が稼働を停止、エネルギー供給方式へ転換した。生産工程で生じる二酸化炭素(CO2)排出と環境汚染を大幅に削減、顕著な効果を上げているという。(記者/梁姊)

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